シルクパジャマの話 シルクのようなコットンって?
この記事の続編です。
シルクのようなコットン、それはタナローンコットンです。
時は、1920年代。
シルク価格高騰の影響もあって、安価なシルク地が求められました。
そこで、庶民にも手に入れられるコットンで、シルクの「しなやかさ」「つややかさ」「肌触り」などが再現できないだろうかと考えたのが、ロンドンのリバティ社です。
そして、それを実現するための綿花は、アフリカのスーダンにあるタナ湖の近くで採れる超長綿でした。
超長綿というのは、綿花の中の繊維が通常より長いものです。
この繊維が長いほどに、細く、光沢のある生地に仕上がります。
まさにシルクのようなそのコットンは、原産地に因んでタナローンと名づけられました。
さて、シルクパジャマからの流れなので、パジャマの話になります。
お好みには個人差があるので、とにかくシルク以外のパジャマはパジャマじゃないという方もいらっしゃると思います。
ここでは、そういう方以外に、シルクは着たいけど、お洗濯が大変だし高価なわりに長持ちしないから踏み切れない方、シルク以外の素材のパジャマに関心をお持ちの方に、清潔さを手軽にキープでき、ある程度の耐久性がありながら、シルクに近い肌触りのタナローンコットンを紹介しました。
日本に出回っているリバティコットンは、リバティジャパン(日本製)のものがほとんどですが、クオリティに差はないはずです。
ちなみに、Liberty London(リバティ百貨店)とは、こんなにステキなところ。
画像:England360°
BedHead Pajamas(ベッドヘッドパジャマズ)には、デザイナーRenee Claire(レニークレア)のオリジナルデザインのリバティプリントの、タナローンコットンパジャマがあります。
ご興味のある方は、こちら。