渋谷 七セント半

レトロファッションやインポートなパジャマ、こだわりMade in Japan製品の話

今Aegean Apparel(エジアンアパレル)のバスローブを仕入れない理由

昨日、言いかけてやめた、最近Aegean Apparel(エジアンアパレル)のローブの話題がないよねって話です。

エーゲ海コットンが売りだったAegean Apparel(エジアンアパレル)。
トルコ産のそのバスローブは、ただかわいいだけでなく、ソフトな肌触りが長く続き、洗濯にも強くて長持ちでした。
昨年くらいでしょうか。
そのバスローブが、トルコではなくパキスタンで製造され始めたのは。

パキスタン製のバスローブの品質が、特別悪いというわけではありません。
ただ、それまでのAegean Apparel(エジアンアパレル)のバスローブとは別物になってしまいました。
どこで作られようとも、同レベのクオリティなら何も問題はないはず!?
確かに問題は、ありません。
でも、問題がないことと、それでいいということとは違うと思うんです。

トルコ製に比べて、少し目の粗いコットンは、トルコ製ほどソフトではないし、定番デザインのカラーも、若干ですが、変わってしまいました。。
縫製も雑ではないけれど、アップリケが裏返しに縫い付けてあるなどのミスが多いことも気になりました。
そして何より、Aegean Apparel(エジアンアパレル)の顔とも言えるアップリケの色や形も微妙に違います。
そこにこだわらなかったら、ブランドの価値ないでしょ!

と、担当者に文句を言い倒して「トルコ製以外買わない」と言いきってしまったことは、実は後になってちょっと後悔しました。
お客さまは、それ欲しいかもしれないのに、勝手に切っちゃった・・・。

でもね、私の文句が功を奏したのかどうかはわかりませんが、トルコで製造されることになったんですよ。
7月頃から、トルコ製に変えていくと連絡があったのは、今年1月頃の話です。

だから、じっと待っているんです。
他のお店が、せっせとパキスタン製を仕入れてくれるのを。
早く在庫がなくなって、1日も早くトルコ製にシフトしてくれるのを(笑)。

たぶん、この製品の変化に気づいてるお店は少ないだろうし、気づいても気に留めてないところが大半だと思います。
言い換えれば、その程度の差ということです。

それでもね、キューティーブロンドのエルちゃんが着たローブはトルコ製なわけで、パキスタン製だったら、それは違うローブなわけですよ。
Aegean Apparel(エジアンアパレル)のバスローブの醍醐味は、トルコ製でなきゃ絶対にわからないと思ってるのは私だけかもしれないですけど、こだわるってことに、こだわりたいんです。
本物って、そういうものだと思うので。

7月が待ち遠しいです。
うちに在庫がないので、他のお店で購入されたお客さまもいらっしゃるでしょうが、一緒に待ってくださっているお客さまに、1日も早く本来のAegean Apparel(エジアンアパレル)のバスローブをお届けして「やっぱ、これよね!」って共感できる日を楽しみに、今日もパキスタン製がせっせと卸されていくことを願いながら。